研究課題/領域番号 |
23591265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(宇多野病院臨床研究部) |
研究代表者 |
山本 兼司 独立行政法人国立病院機構(宇多野病院臨床研究部), その他部局等, 研究員 (50378775)
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研究分担者 |
澤田 秀幸 独立行政法人国立病院機構, 宇多野病院臨床研究部, 臨床研究部長 (30335260)
山川 健太郎 独立行政法人国立病院機構, 宇多野病院臨床研究部, 研究員 (70447960)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | αシヌクレイン / オリゴマー / パーキンソン病 / レビー小体型認知症 / カリウムチャンネル / カルシウム / 膜興奮性 / パッチクランプ / ドーパミン / 神経変性 / シナプス伝達 |
研究概要 |
パーキンソン病やレビー小体型認知症で、臨床症状が発現する以前から蓄積すると推定されている部分凝集αシヌクレインがもたらす発火特性について細胞電気生理学的に解析した。その結果、部分凝集αシヌクレインは、細胞内カルシウムやSK型Kチャンネルに依存して、スパイク後過分極を増強して発火頻度を抑制することが判明した。この結果は、部分凝集αシヌクレインが、神経活動を抑制すると共に、神経細胞内カルシウム動態を攪乱して細胞機能障害を生じている可能性を示唆している。
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