研究課題/領域番号 |
23591270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
花島 律子 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80396738)
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研究分担者 |
寺尾 安生 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20343139)
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連携研究者 |
北澤 茂 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (00251231)
宇川 義一 福島県立医大, 神経内科, 教授 (50168671)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 小脳機能検査 / 運動適応 / 脊髄小脳変性症 / 神経内科 / 神経シナプス可塑 / 神経シナプス可塑性 |
研究概要 |
ヒトの小脳可塑性変化は環境変化への運動順応時に必要であるため、プリズムによる視覚誤差を与えたときの運動順応課題をヒトでの小脳の順応機能の検査法として使用した。臨床の現場で行えるように、タッチパネルを使用した簡便な方法を確立し、まずこの方法での正常値を作成した。純粋小脳型脊髄小脳変性症において、プリズム順応が悪いことが確認された。興味深いことに、この順応低下は四肢運動拙劣とは独立した小脳機能障害と考えられた。また、診察では小脳性運動失調が明らかではない疾患においても、順応障害が検出できた。更に、小脳上連発磁気刺激により刺激条件によって順応低下を起ことが健常ボランティアにおいて示唆された。
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