研究課題/領域番号 |
23591284
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
市川 博雄 昭和大学, 医学部, 准教授 (70296953)
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研究分担者 |
河村 満 昭和大学, 医学部・内科学講座・神経内科学部門, 教授 (20161375)
金野 竜太 昭和大学, 医学部・内科学講座・神経内科学部門, 講師 (70439397)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 筋萎縮性側索硬化症 / 前頭側頭型認知症 / 病態失認 / 書字障害 / 前頭側頭葉変性症 / 病識欠如 |
研究成果の概要 |
筋萎縮性側索硬化症(ALS)ではしばしば前頭側頭型認知症を伴うが,ALSにおける認知機能障害を正確に把握することはこれまで困難であった.本研究では自己評価票を用いた病識欠如の簡易検査,書字障害の評価が早期のALSにおける認知機能障害の検出に有用であることが示された.書字障害に関しては,仮名に顕著であることが多いが,仮名優位の障害を呈する患者のほかに,漢字優位の障害を呈する患者もみられ,仮名と漢字の障害には乖離がみられることが示された.脳画像における脳萎縮の進行度は患者ごとに異なるが,前記の臨床像は萎縮部位や進行度と関連することが示唆された.
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