研究課題
基盤研究(C)
【目的・方法】KAT-1の発生工学的解析を通し、その生理機能とメタボリックシンドロームの成因を探る。【成績・結論】KAT-1ノックアウトマウスはSHRと同様に、普通食・12週間高塩食下において有意な血圧と脈拍の上昇を示し、高塩食下における24時間蓄尿中のカテコラミン分泌の亢進を呈し、血中アルドステロン濃度の亢進・レニン活性の低下を示し、普通食下において空腹時血糖値の有意な上昇とインスリン負荷試験によるインスリン抵抗性の亢進を示し、活動度の増加に伴い、高脂肪食下における体重・脂肪組織重量の増加率の減少を示した。KAT-1はメタボリックシンドロームの新たな治療標的となる可能性が強く示唆された。
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