研究課題/領域番号 |
23591354
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
井口 元三 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (60346260)
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研究分担者 |
高橋 裕 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (70301281)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 下垂体機能低下症 / 抗Pit-1抗体 / 抗Pit-1抗体症候群 |
研究概要 |
我々が見出した「抗Pit-1抗体症候群」を中心に、新たな診断・治療方法へ展開する事を目的として検討した。小児例、原因不明例およびACTH単独欠損症・IgG4関連下垂体炎において抗Pit-1抗体は認められず、他疾患と全く異なる疾患概念であることを明らかにした。さらに抗Pit-1抗体による液性免疫は関与せず、PIT-1蛋白に特異的に反応する細胞障害性T細胞が強く関連することを示し、抗Pit-1抗体の意義について明らかにした。また、IgG4関連下垂体炎に関して下垂体生検組織を検討し、頻度が多いことと、病理所見に「花むしろ構造」を認めるが、「閉塞性静脈炎」を認めないことを初めて見出した。
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