研究課題/領域番号 |
23591428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
麦島 秀雄 日本大学, 医学部, 教授 (80183648)
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研究分担者 |
松本 太郎 日本大学, 医学部, 教授 (50366580)
谷ヶ崎 博 日本大学, 医学部, 助教 (90378141)
石毛 美夏 日本大学, 医学部, 助教 (90420950)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 造血幹細胞移植学 / 再生医学 / 移植・再生医療 / 胎児由来幹細胞 / 間葉系幹細胞 / 臍帯血 |
研究概要 |
胎児付属物に由来する幹細胞の形質および機能解析を行った。臍帯動脈内皮近傍に局在するp75NTR陽性細胞は、神経細胞への分化能を示した。同一ドナーより臍帯Wharton’s jelly間葉系幹細胞(WJ-MSC)、胎盤羊膜上皮幹細胞 (AEC)、胎盤羊膜間質幹細胞 (AMC)を調製し、その機能を比較した結果、WJ-MSCは、高いリンパ球増殖抑制作用を示し、AECは高い造血幹細胞支持能を示した。これらのMSCをヒト臍帯血造血幹細胞と共にNOD-SCIDマウスに共移植することにより、ヒト血液細胞の生着率が増加した。胎児付属物由来MSCは、臍帯血移植に伴う生着不全予防に有用である可能性が示唆された。
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