研究課題
基盤研究(C)
好中球細胞外トラップ(NETs)は好中球の新たな細胞外殺菌機構として生体防御に寄与するが、強い傷害因子を細胞外へ放出するため、血栓症や炎症性・自己免疫性疾患などの病態形成に関与することが報告されている。本研究では主に以下の3点、①NETs形成機構に活性酸素の一種である一重項酸素が重要であること、②同種造血細胞移植後の重篤な合併症の一つである血栓性微小血管障害(TMA)の病態形成にNETsが深く関与し、血清NETs高値がTMA発症の予測因子になりうること、③高濃度の尿酸が活性酸素非依存性にNETs形成を誘導し、NETsが高尿酸血症による心血管障害に関連する可能性があること、を明らかにした。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (20件) (うち査読あり 19件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (17件) 備考 (2件)
Biochem Biophys Res Commun
巻: 443 ページ: 556-61
40021104154
炎症と免疫
巻: 22 ページ: 122-34
巻: 443 号: 2 ページ: 556-561
10.1016/j.bbrc.2013.12.007
PLoS One
巻: 9 号: 1 ページ: 1-11
10.1371/journal.pone.0085762
Biol Blood Marrow Transpl
巻: 19 ページ: 1683-9
Int J Hematol
巻: 97 ページ: 505-10
Eur J Haematol
巻: 90 ページ: 525-30
Clin Immunol
巻: 147 ページ: 58-60
J Gastroenterol
巻: 48 ページ: 247-53
10031156310
巻: 90 号: 6 ページ: 525-530
10.1111/ejh.12100
巻: 19 号: 12 ページ: 1683-1689
10.1016/j.bbmt.2013.09.005
巻: 48 号: 2 ページ: 247-253
10.1007/s00535-012-0626-8
巻: 147 号: 1 ページ: 58-60
10.1016/j.clim.2013.02.016
巻: 97 号: 4 ページ: 505-510
10.1007/s12185-013-1315-y
巻: 97 号: 1 ページ: 109-116
10.1007/s12185-012-1229-0
10031144642
Eur J Nucl Med Mol Imaging
巻: Vol.40、No.5 号: 5 ページ: 708-715
10.1007/s00259-012-2333-3
Arthritis Rheum
巻: 64 ページ: 914-24
巻: 64 ページ: 914-924
巻: 413 ページ: 75-9
巻: 413 ページ: 75-79
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~hemonc/research/biophylaxis.html