研究課題
基盤研究(C)
出生コホートを形成し、臍帯の線維芽細胞、頬部の細菌定着等と対象者の1歳時の感作、アトピー性皮膚炎(AD)、喘鳴等との関連を調べ、アウトカムの予測に有用なマーカーの探索を行った。コホートには306例がエントリーされた。1歳までフォローアップされた参加者は235名となった。ADと診断された児は13.2%であった。臍帯由来細胞にRSウイルス、ライノウイルス、パラインフルエンザウイルスを感染させた場合の各種サイトカインの分泌量を検討した。ウイルスごとに異なった分泌パターン示した。生後1ヶ月、6ヶ月時に児の頬部のブドウ菌の定着を調査したところ、6ヶ月時の定着のみがAD発症と有意に関連していた。
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