研究課題/領域番号 |
23591566
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
近藤 宏樹 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10373515)
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研究分担者 |
和田 和子 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (30294094)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | FGF19 / 胆汁うっ滞 / FGF21 / 低出生体重児 / DOHaD / 肝発生 / メタボリックシンドローム |
研究概要 |
当院倫理委員会で承認され、同意を得られた慢性胆汁うっ滞患者9名、対照患者4名の血清および肝組織を用いてFGF19シグナル経路の解析を行った。その結果、慢性胆汁うっ滞患児の血清FGF21、FGF19濃度は増加していた。またFGF19の肝細胞での異常産生を明らかにした。高胆汁酸血症においてもCYP7A1の合成は抑制されておらず、SHPも有意に高かった。FGF19受容体であるFGFR4とKLB は発現が増加し、FGFR4のリン酸化も亢進していたが、ERKのリン酸化は抑制されていなかった。以上より、慢性胆汁うっ滞下では、高FGF19血症となるが、CYP7A1 発現を抑制できていないことが示唆された。
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