研究課題
基盤研究(C)
マウス皮膚色素細胞(メラノサイト)の分化研究から、MITF、チロシナーゼ関連蛋白(Trp-1、DOPAクロムトウトメラーゼ)、Kit、チロシナーゼ、エンドセリンBレセプター、DOPAといった物質が重要であることが確認できた。Tyrp1は、MITFと関連のない系でも重要な因子として色素細胞に作用している。また、BMP4はメラノサイト分化最初期に影響している因子であり、メラノサイトの癌化したメラノーマでは、Retとの関連が推測できた。こうしたデータは、今後、研究対象としているヒトiPS細胞からの色素細胞誘導の条件設定の参考となっている。
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