研究課題/領域番号 |
23591682
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
宮田 久嗣 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (70239416)
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研究協力者 |
室田 尚哉
吉田 拓真
太田 純平
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 依存 / 嗜癖 / 物質 / 行動 / 欲求 / 一次性強化効果 / 二次性強化効果 / 離脱症状 / 薬物によるアディクション / 行動のアディクション / 脳内報酬系 / 衝動性 / ドパミンD3受容体 / 二次性強化 / ラット / 物質のアディクション / 脳内報酬系の機能低下 / 依存衝動 / 一次性強化 / 薬物依存 / 行動依存(嗜癖) / 摂取欲求 / 脳内報酬系の代償性機能低下 / レバーホールディング課題 / 物質依存 / 物質によらない依存 / 脳内自己刺激実験 / 精神依存 / 嗜癖行動 / 薬物によらない依存 / 条件づけ |
研究成果の概要 |
本研究は、覚醒剤などの薬物と、ギャンブルなどの行動(薬物によらない)のアディクション(依存)が、疾病として同じものであるのかを、病態学的、神経学的、治療薬の観点から検討する。まず、アディクションの中核症状である欲求が、①一次性強化効果、②離脱症状の不快感、③環境刺激の二次性強化効果獲得の三要素から考えた場合、②の離脱症状、③の環境刺激の二次性強化獲得、さらには、欲求にともなう衝動性では、病態、神経学的機序、治療薬の観点で共通点がみられた。しかし、欲求の基本要素である一次性強化効果では、薬物に比較して行動では、それ自体独立して検出しにくく、生体側の影響を受けやすい点で違いがみられた。
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