研究課題/領域番号 |
23591686
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部) |
研究代表者 |
竹林 実 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部), その他部局等, その他 (60304440)
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研究分担者 |
仲田 義啓 広島大学, 薬学部, 教授 (40133152)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 抗うつ薬 / グリア / アストロサイト / 神経栄養因子 / 創薬 / antidepressant / glia / astrocyte / monoamine-independent / GDNF / 気分障害 |
研究概要 |
モノアミン神経をターゲットとした抗うつ薬の開発は限界に来ている。グリア、特に抗うつ効果に関連の深い神経栄養因子(GDNFやFGF-2など)を多く貯蔵するアストロサイトにおける抗うつ薬の分子薬理メカニズムを明らかにした。抗うつ薬はアストロサイトにおいて、モノアミンとは関係なく、GDNFやFGF-2の発現を増加させた。その経路はMMP-チロシンキナーゼ-ERK-CREBのシグナルカスケードを介し、ファーマコプロテオミクスを用いて5つの標的候補蛋白を同定した。このようなグリアを標的とした抗うつ薬特異的な分子およびカスケードがさらに今後特定できれば、視点の異なった抗うつ薬開発に貢献できると考えられる。
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