研究課題/領域番号 |
23591692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
川勝 忍 山形大学, 医学部, 准教授 (00211178)
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連携研究者 |
林 博史 山形大学, 医学部, 講師 (00333956)
渋谷 譲 山形大学, 医学部, 助教 (80400555)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 嗜銀顆粒性認知症 / 磁気共鳴画像 / 海馬 / アルツハイマー型認知症 / アポリポ蛋白E / MRI / VSRAD / voxel-based morphometry / SPECT / Voxel-based morphometry / タウオパチー |
研究概要 |
嗜銀顆粒性認知症AGDは、高齢者に多いに新しいタイプの認知症で、経過が緩徐であること、一部は易怒性や性格変化が目立つことが症状特徴とされるが、生前には診断が困難とされていた。本研究では、AGDの特徴である迂回回(側頭葉内側部前部)の萎縮を画像診断における指標として、認知症専門外来で100例のAGDを診断し、100例のアルツハイマー型認知症(AD)と脳萎縮を定量的に比較検討し、AGDでは海馬・海馬傍回の萎縮もADより強いこと、アミロイド沈着の危険因子であるアポリポ蛋白E4の保有率がADより少ないことを示した。AGDの診断により、よりきめ細かい高齢者の認知症の診断と治療が可能になると考えられる。
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