研究課題/領域番号 |
23591702
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
岡野 禎治 三重大学, 保健管理センター, 教授 (90169128)
|
研究分担者 |
杉山 隆 愛媛大学, 医学部, 教授 (10263005)
高山 恵理奈 三重大学, 医学部附属病院, 医員 (90589847)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 月経前気分不快障害 / 分娩 / 好発時期 / 危険因子 / マタニティー・ブルーズ / マタニティブルーズ / 産後うつ病 / postnatal depression / PMDD |
研究成果の概要 |
この研究の目的は、産褥期に発現する月経緊張症(PMS)および月経前不快気分障害(PMDD)の有病率を調査した。方法:218名中200名の妊娠女性の社会心理的データ、既往のPMDDとPMSを調査した。結果:分娩1年後のPMDDの有病率は7.3%、中等度・重度のPMSの有病率は8.1%であった。PMDD女性の中で2名のみがPMDDの既往歴があった。PMDDの女性では、妊娠期のHADS不安尺度、HADSうつ尺度、EPDSの値が有意に(p<0.05)高かった。結論:PMDDの多くは、分娩後に初めて生じた例であった。こうした背景には、産褥期のホルモン変動がPMDDの発現に寄与していることが示唆された。
|