研究課題/領域番号 |
23591733
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中川 彰子 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (70253424)
|
研究分担者 |
吉浦 敬 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (40322747)
平野 好幸 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任講師 (50386843)
宮崎 哲治 川崎医科大学, 医学部, 講師 (50412185)
伊東 克能 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00274168)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | OCD / ASD / VBM / DLPFC / Amygdala / AQ / 強迫性障害 / 広汎性発達障害 / D-YBOCS / AQ-J / DTI / OCD、連合王国 |
研究成果の概要 |
強迫性障害(OCD)の難治性の理由の一つに自閉症スペクトラム障害(ASD)との併存がある。本研究では、OCDにおけるASD傾向をVBMを用いて脳の形態を計測し、神経基盤を探索した。対象は、患者群20名、健常群30名とした。その結果、OCD患者は健常群と比較して両側中前頭回、右外側前頭回の体積が有意に小さかった。相関解析では、左背外側前頭皮質、左扁桃体において、AQ(自閉スペクトラム指数)総得点と灰白質体積に有意な正の相関を認めた。また、両部位の灰白質体積も有意な正の相関を示した。 結果から、OCD患者ではASD傾向が、左背外側前頭皮質、左扁桃体の灰白質体積に影響を及ぼしていることが示された。
|