• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

核医学手法による生体脳内ホスホジエステラーゼの可視化と定量法の創出

研究課題

研究課題/領域番号 23591751
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関千葉大学

研究代表者

呉 勁  千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任准教授 (20375512)

研究分担者 橋本 謙二  千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 教授 (10189483)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 中途終了 (2011年度)
配分額 *注記
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード脳 / PDE10A / 放射性薬剤 / 動物 / 分子イメージング / 脳精神・神経疾患 / 分子イメージング用リガンド / 可視化 / 定量分析
研究概要

本研究の目的は、脳内ホスホジエステラーゼ(Phosphodiesterase : PDE)10A(PDE10A)の可視化及びその酵素活性の定量評価が可能なPET/SPET用放射性薬剤を開発し、基礎検討並びに覚醒状態下でのサルPETによる前臨床実験を通し、脳におけるPDE10AのメカニズムやPDE10A阻害剤の薬理効果を解明し、脳疾患の病態との関連性を明らかにすることである。
1年度では、予備実験時撮影された覚醒アカゲザル(n=3)の[^<11>C]MP10-PET(90分間ダイナミック撮影)データ、撮影中経時的に採血した動脈血液データ、PET撮影前に予め取得した脳MRlデータを用い、PDE10Aの阻害剤であるMP10の覚醒サルにおける脳内分布及び動態分析を行った。MRIを参考にPET画像上の前頭葉、尾状核、被殻、小脳に関心領域(ROI)を設定し、各部位における放射能の経時的変化を求めた。そのデータにグラフ解析法を適用し、各ROIの全分布体積(V_T)を推定した。PDE10Aは、特に線条体に多く存在することが知られているが、今回の分析結果は、MP10の脳への取り込みは非特異的なものが多く、明らかな部位差はほとんどなかった。それを元に推定したPDE10Aの濃度を反映するV_Tにも大きな部位差は見られなかった。
2年度では、脳神経精神疾患の小動物モデルや、PDE10A遺伝子欠損マウスにて研究を進めながら、候補化合物の絞り込みについて検討を行った。

報告書

(2件)
  • 2011 実施状況報告書   実績報告書

URL: 

公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi