研究課題
基盤研究(C)
脳梗塞の早期の画像診断にはMRI検査が実施される.MRI検査で撮像される拡散強調画像および見かけの拡散係数画像(以下,MR画像)は,虚血範囲の判定や発症からの時期判定に利用されている.しかし,虚血領域における信号の明暗や範囲は,画像の色合い調節によって大きく変化するため,診断の精度低下につながる可能性がある.本研究では,早期の脳梗塞に対する画像診断と治療適応の決定に携わる医師を支援するため,MR画像を自動的に適正表示するコンピュータシステムを開発した.その結果,装置および被検者間で変化するMR画像の色合いを正確且つ迅速に統一化できる自動調節システムの構築を実現できた.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 2件)
Radiological Physics and Technology
巻: Vol.6, No.1 ページ: 202-209
巻: Volume 6 号: 1 ページ: 202-209
10.1007/s12194-012-0189-7