研究課題/領域番号 |
23591853
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
松本 謙一郎 独立行政法人放射線医学総合研究所, 重粒子医科学センター, チームリーダー (10297046)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 重粒子線がん治療 / 抗酸化剤 / レドックス制御 / 活性酸素 / フリーラジカル / 放射線 / 重粒子線 / ヒドロキシルラジカル / スーパーオキサイド / 過酸化水素 / 電子常磁性共鳴 |
研究概要 |
電子常磁性共鳴(EPR)スピントラッピング法で、放射線によって生成するヒドロキシルラジカルの生成密度を解析することに成功した。EPRスピンプローブ法でスーパーオキシドのおよその発生量を予測できた。EPRスピンプローブ法で比較的簡便に過酸化水素を定量できるようにした。その結果、高LET放射線の生じるヒドロキシルラジカルは生成密度が高すぎて制御不可能であるが、その他の活性酸素種は抗酸化剤で制御可能という予測を得た。 マウスの大腿部にX線あるいは炭素線を照射して生じる筋の線維化に対してTEMPOLが有効に抑制するか否かを検討した。予想に反し、重粒子線による線維化にも抑制効果が見られた。
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