研究課題/領域番号 |
23591868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
江口 晋 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80404218)
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研究分担者 |
兼松 隆之 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 名誉教授 (40128004)
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研究協力者 |
堺 裕輔 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (10608904)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 再生医療 / 肝臓 / 細胞シート / ヒト / 移植 / 肝細胞 |
研究成果の概要 |
肝臓領域の再生医療は困難を極めており、その発展が待ち望まれている。本研究では、“細胞シート”に着目し、ヒト肝再構築シートを利用した肝再生医療技術の確立を目的とした。 手術検体の非癌部より、生存率80%以上でヒト初代肝細胞を調製する手法を確立した。播種密度を制御することで、肝細胞単独培養シートを作製した。また、ヒト初代肝細胞またはHepaRG細胞を線維芽細胞上で培養することにより、肝細胞/線維芽細胞複合シート(EHFS)の作製に成功した。EHFSは血管新生因子(VEGF、TGFb1、HGF)の産生が優れており、皮下性血管誘導肝組織の構築を可能にした。本技術は、新しい肝再生医療技術として期待される。
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