研究課題/領域番号 |
23591881
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
石井 永一 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (00193243)
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研究分担者 |
清水 章 日本医科大学, 医学部, 教授 (00256942)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 移植 / 肝臓移植 / ラット / 拒絶反応 / 抗体依存性拒絶反応 / 細胞性拒絶反応 / 肝動脈再建 / 急性腎障害 / 免疫寛容 / 慢性拒絶反応 / 免疫抑制剤 / 虚血再灌流障害 / 動脈再建 |
研究概要 |
ラット肝臓移植モデルを用いて研究を進めた。移植の手技は、鎌田法(Cuff法)にsplint法で肝動脈再建法を行う方法が簡便であった。この肝動脈再建により虚血再灌流障害や拒絶反応を抑制し、長期に移植肝臓を生着させた。肝臓移植での急性抗体関連型拒絶反応は、微小血管の内皮細胞障害と血栓形成や細胆管上皮細胞や肝細胞の変性、壊死に特徴づけられ、慢性抗体関連型拒絶反応はIgGの沈着を伴う慢性拒絶反応の病理像を呈した。免疫寛容獲得の過程でリンパ管新生は急性拒絶反応の消退に関連していた。肝不全に伴う急性腎障害は傍尿細管毛細血管障害により進展することを示した。現在は、免疫寛容の免疫病理学的特徴を検討している。
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