研究課題/領域番号 |
23591919
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山口 博紀 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20376445)
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研究分担者 |
北山 丈二 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (20251308)
山下 裕玄 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50599397)
石神 浩徳 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (80372382)
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連携研究者 |
伊藤 大知 東京大学, 大学院疾患生命工学センター, 准教授 (50447421)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 胃癌腹膜播種 / ドラッグデリバリーシステム / 腹腔内化学療法 / シスプラチン / ヒアルロン酸 / ハイドロゲル / 腹膜播種 |
研究概要 |
シスプラチンをヒアルロン酸ハイドロゲルに内包することで腹腔内停留性を増加させ、腹腔内投与に適した新たな生体材料を作成することを目標とした。 二種のヒアルロン酸ポリマーを混合させることによりシスプラチンは分解するゲルより5日間以上かけて放出されることが示された。ヒト胃癌細胞を用いたマウス腹膜播種モデルにて、シスプラチン1mg/kgを担持させたヒアルロン酸ハイドロゲル投与群において、腹膜播種結節の合計重量の減少が認められたが、同濃度のシスプラチン単体投与では有意な抗腫瘍効果は認められなかった。ヒアルロン酸ハイドロゲルは水溶性抗癌剤の腹腔内投与に適した新たなドラッグデリバリーシステムとして有用である。
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