研究課題/領域番号 |
23591956
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
片山 寛次 福井大学, 医学部附属病院, 教授 (30204431)
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研究分担者 |
村上 真 福井大学, 医学部, 助教 (00334821)
三好 憲雄 福井大学, 医学部, 助教 (40209961)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 光線力学的治療 / 腹膜転移 / ALA / PDT / LED / 脂肪乳剤 / 5-ALA / HIPEC / peritoneal metastasis |
研究成果の概要 |
マウス腹膜播種モデルに,腫瘍に集積して蛍光を発する5- ALAを腹腔内投与し,光励起にて播種を発光させて転移部位を明らかにした.切除困難な播種には光線力学療法を試みた.培養細胞では波長630nmの赤色光照射で細胞死を確認した.複雑な腹腔内全体を照射することは困難で,腹腔内に希釈した脂肪乳剤を注入し光を乱反射させて腹腔内全般にPDTを行った.培養細胞における脂肪乳剤添加培地での間接照射実験では光照射でがん細胞の増殖抑制が認められた.今後,脂肪乳剤の油滴のサイズを調整することと,腹腔内に複数のLED光源を光ファイバーで導入することでより効率的に腹腔内全体の治療が可能になるものと推測される.
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