研究課題/領域番号 |
23591970
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
石井 良幸 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30255468)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Heat shock protein 27 / Colorectal cancer / Biomarker / Drug sensitivity / colorectal cancer / chemotherapy / sensitivity / heat shock protein 27 / seisitivity |
研究概要 |
HSP27発現が高い大腸癌細胞株では5-FU感受性は低く、またHSP27発現抑制により5-FU感受性は増強した。さらに、リン酸化阻害によるHSP27機能抑制によっても5-FU感受性は増強した。同様にCPT-11/l-OHPの感受性はHSP27発現レベルと逆相関した。また、抗EGF-R抗体薬はHSP27発現またリン酸化を抑制し、CPT-11の感受性を増強した。治癒切除大腸癌症例の術後補助化学療法群では、HSP27低発現群では高発現群に比較し無再発生存率は有意に良好であった。 以上より、HSP27は大腸癌における抗癌剤の感受性バイオマーカーであるとともに、新たな治療標的になり得ると考えられる。
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