研究課題
基盤研究(C)
最近、癌抗原のT細胞エピトープをペプチドワクチンとして投与する臨床試験が実施されているが期待された効果が認められていないのが現状である。これを改善するために、インバリアントNKT (iNKT) 細胞に着目し、これに癌抗原特異的TCRを導入して抗腫瘍エフェクター細胞を構築した。TCR導入DN iNKT細胞は、癌抗原特異的に強力な細胞傷害活性を示した。一方、TCR導入CD4iNKT細胞は、alpha-GalCer負荷樹状細胞に対して大量のIL-12p70産生を促進し、強力な免疫賦活効果を示した。以上より、iNKT細胞をベースとした抗腫瘍エフェクター細胞は癌の免疫療法に有用であることが示唆された。
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http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/ri/index.html