研究課題/領域番号 |
23592065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中村 勝也 九州大学, 大学病院, 助教 (60585743)
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研究分担者 |
片野 光男 九州大学, 大学院医学研究院, 教授 (10145203)
大西 秀哉 九州大学, 大学院医学研究院, 准教授 (30553276)
中野 賢二 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ 研究拠点, 教授 (00315061)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | TrkB / BDNF / 大細胞神経内分泌肺癌 / 肺神経内分泌腫瘍 / 分子標的治療 / 浸潤能 / 腫瘍形成能 / コロニー形成能 / 肺大細胞神経内分泌癌 / 原発性肺癌 / MMP-2 / MMP-9 |
研究概要 |
脳由来神経栄養因子(BDNF)およびその受容体Tropomyosin-related kinase B (TrkB)は原発性肺癌の中でも大細胞神経内分泌癌(LCNEC)の切除標本に強く発現していた。また切除標本におけるTrkB及びBDNFの高発現と、進行した病期、高い術後再発率及び低い生存率との間に有意な相関が認められた。さらにIn vitroの解析で、TrkB/BDNFシグナル経路はLCNECにおいて、足場非依存性増殖、腫瘍形成能、及びMMP-2、MMP-9発現を介した浸潤能に関与した。従ってTrkB/BDNFシグナル経路はLCNECに対する新たな治療標的及び予後予測因子となる可能性がある。
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