研究課題/領域番号 |
23592075
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
関根 康雄 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (70312957)
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研究分担者 |
廣島 健三 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80218833)
桂 秀樹 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (20277213)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 肺癌 / 慢性閉塞性肺疾患 / スクリーニング / 外科治療 / 肺気腫 / 発癌 / Driver oncogene |
研究概要 |
COPDから肺癌が発症する機序は、慢性炎症により気管支上皮・肺胞破壊が生じる。その傷害を修復するために気管支肺胞幹細胞が活性化されNF-κBやSTAT3の活性化などが関与し、癌化が生じる。肺癌手術症例において術前のCOPDの重症度に基づく肺癌の特徴と予後との関連を調べ、術前COPDが重症なほど術後の長期予後が低下することが判明した。COPD合併肺癌は扁平上皮癌の比率が高く、非COPD合併例と比較して予後不良であった。 COPDおよび肺癌発見のために、千葉市肺がん検診を利用したCOPDスクリーニングを施行した。受診者の約4%がCOPD疑いとなり、そのうちの約25%がCOPDの診断となった。
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