研究課題
基盤研究(C)
1HMRSによるlactateの検出が脳幹gliomaの予後不良因子であることを明らかにした。Gliomaの中で最も悪性度の高い膠芽腫において、b値を4000に設定したDWIでADCを測定すると、膠芽腫におけるADCはPCNSLと比較して有意に高く、両者の鑑別が可能となり治療方針の決定に有用であることを明らかにした。また、b値4000で得られるADCが細胞密度との相関が高いことを示した。 膠芽腫に対してVEGFに対する分子標的薬投与時に生じる偽性反応について、MacDonald基準よりもRANO基準がより病態を明確に表すこと、高いb値を用いたDWIが偽性反応の鑑別に有用であることを発見した。
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