研究課題/領域番号 |
23592098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
大森 雄樹 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (60599116)
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研究分担者 |
倉津 純一 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (20145296)
森岡 基浩 久留米大学, 医学部, 教授 (20295140)
矢野 茂敏 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授 (60332871)
河野 隆幸 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 助教 (50448536)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 慢性脳血流低下 / G-CSF / 血管新生 / 間接血行再建術 / G-CSF / バナジン酸 |
研究概要 |
慢性脳血流低下は、頭蓋内主幹動脈閉塞・狭窄症や、もやもや病などに見られる病態である。この病態は、脳梗塞や、認知機能障害の一因となっており、今後の高齢化の加速に伴い、その患者数は増加すると予想される。これに対して、有効で低侵襲な治療法を開発すべく研究を行った。作成した慢性脳血流低下ラットモデルに間接血行再建術を施した上で、G-CSFを投与したところ有意な血管新生効果を認めた。また、臨床の慢性脳血流低下患者に直接及び間接血行再建術を行い、脳血管造影で評価すると、中硬膜動脈と浅側頭動脈からの血管新生効果が高いことがわかった。従って、動物実験で行った方法は臨床的にも有効である可能性が強く示唆された。
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