研究課題/領域番号 |
23592168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
尾形 直則 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (30291503)
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研究分担者 |
森野 忠夫 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (20380248)
堀内 秀樹 愛媛大学, 医学部附属病院, 助教(病院教員) (60598762)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Spinal cord injury / rat / macrophage / gene therapy / BDNF / spinal cord |
研究概要 |
脊髄損傷に対する遺伝子治療の開発の一つとして、神経栄養因子であるBDNFを過剰発現した自己マクロファージを硬膜内に注射し、損傷組織にmigrationさせ、損傷組織近傍で神経栄養因子を産生させる試みを行った。ラット脊髄損傷モデルを作製し、同一ラット腹腔内から採取した自己マクロファージにBDNF遺伝子を電気的遺伝子導入法で導入し、それを硬膜内に注入した。 BDNF遺伝子を過剰発現させたマクロファージを注入したラットでは、脊髄損傷後2週間から8週間にかけて有意な下肢運動機能改善が見られた。損傷組織の中心部周辺の灰白質には、抗BDNF抗体で染色されるマクロファージがmigrateしていた。
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