研究課題/領域番号 |
23592174
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
橋爪 洋 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10326382)
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研究分担者 |
中塚 映政 関西医療大学, 保健医療学部, 客員教授 (30380752)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / 動物モデル / 後根神経節 / 脊髄後角 / パッチクランプ法 / 腰部脊柱管狭窄症 / 椎間孔部障害 / 椎間孔外側障害 / ダブルクラッシュ / 交感神経 / 疼痛メカニズム / 神経因性疼痛 / ミクログリア |
研究概要 |
われわれはラットのL5神経を後根神経節(DRG)よりも中枢で結紮するモデル、DRGで結紮するモデル、DRGの末梢で結紮するモデル、前述の2部位を結紮するダブルクラッシュモデルを作成し、疼痛回避反応、脊髄後角細胞内電位と組織所見を検討した。結果、DRG結紮モデルにおいて痛みが最も強く、脊髄後角でのミクログリア発現数も最多なこと、DRGを含むダブルクラッシュモデルはDRG単独損傷モデルと疼痛強度に差がないことを明らかにした。さらにDRG結紮モデルにおいて腰部交感神経を切除すると痛みが抑制されることを見出した。本研究結果は臨床的に最も多いL5神経障害の疼痛メカニズムを理解する上で重要な知見である。
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