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Th17細胞の分化に関わるmicroRNAを標的とした関節炎の治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 23592217
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 整形外科学
研究機関広島大学

研究代表者

鈴木 修身  広島大学, 大学病院, 助教 (40397956)

研究分担者 越智 光夫  広島大学, 大学院・医歯薬保健学研究院, 教授 (70177244)
中佐 智幸  広島大学, 大学病院, 病院助教 (60467769)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
研究課題ステータス 中途終了 (2011年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードアレルギー・ぜんそく / 遺伝子 / 核酸 / シグナル伝達
研究概要

平成23年度計画における同定されたmiRNAの機能解析については、末梢血単核球からautoMACSによりCD4+T細胞を分離し、IL-1β、2、6、23を添加し、Th17細胞をexpansionさせた。これらの細胞をreal timePCR、ELISAにてIL-17の産生を確認した後、miRNAマイクロアレイによりmiRNA発現のプロファイリングを行い、Th17細胞の分化に関わっている可能性のあるmiRNA(let7a,miRNA-26a,miRNA-146a/b,miRNA-150,miRNA-155)を同定した。これらのmiRNAについて、in vitroで、炎症反応との関連について解析を行なっている。
平成24年度計画におけるTh17細胞分化に関わるmiRNAによる関節炎マウス治療効果の検討については、抗II型コラーゲン抗体誘導関節炎マウスを作製した。DBA1/Jマウスに対し、II型コラーゲン抗体カクテルを静脈注射して二日後、リポポリサッカライドを腹腔内投与した翌日、関節炎が生じ始めたのを確認した後、合成miRNA-146a、miRNA-150、let-7a、コントロールとして非機能性の合成二本鎖RNAをアテロコラーゲンと混合し、関節炎マウスの尾静脈から投与した(20μg/50μl、各群5匹ずつ)。関節炎をスコア化し、7日後、屠殺して後足部の切片を作製した。関節炎のスコアは、コントロールと比較し、miRNA-146a、let-7aを投与した群で有意に低値を示した。miRNA-150を投与した群では、コントロールと比較し有意に関節炎が悪化していた。組織学的評価回よコントロールでは、著しい滑膜炎を認め、サフラニンO染色にて、関節軟骨の蜘色性の低下を認めたが、miRNA-146aを投与した群では、滑膜炎は軽度であり、関節軟骨の染色性も保たれていた。

報告書

(2件)
  • 2011 実施状況報告書   実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 関節リウマチにおけるmicroRNA2013

    • 著者名/発表者名
      中佐智幸
    • 雑誌名

      Rheumatology Clinical Research

      巻: (in press)

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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