研究課題/領域番号 |
23592226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
小池 達也 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50271177)
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研究分担者 |
海老原 健 京都大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70362514)
多田 昌弘 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (20514235)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 肥満 / 炎症 / レプチン / マウス / 関節炎 / トランスジェニック |
研究概要 |
関節リウマチ患者のうち、肥満者に炎症程度が軽いと言う臨床経験から脂肪組織が産生するレプチンが炎症を抑制する可能性があると考えた。まず、レプチンを全く産生していないob/obマウスに関節炎を誘導しても、関節炎は全く発生しなかった。次に、高脂肪食により肥満を誘導し、血中レプチン濃度を高くしたマウスに同様に関節炎を誘導したが、これも関節炎の程度は軽かった。最後に、レプチンを強制的に産生するようになっているトランスジェニックマウスに関節炎を誘導しても、その程度は軽かった。その際に、炎症を惹起していると考えられるIL-6産生をレプチンが抑制することを見いだした。レプチン濃度が高いことは炎症を抑制する。
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