研究課題
基盤研究(C)
本研究では、破骨細胞骨吸収のAMPK活性との関連性を検討した。AMPK α1, α2のリン酸化サイトに変異を入れると(T172A)、ドミナントネガティブ型(DN型)として働く。また、リン酸化サイトに加えて、C末端領域を削ると恒常的活性化型(CA型)として働く。これらの変異型遺伝子を組み込んだアデノウイルスを破骨細胞に感染させ、AMPKの直接の基質であるACCのリン酸化を評価したところ、DN型にでACCのリン酸化の低下、CA型にてリン酸化の上昇を認めた。しかしながら、複数のCA型、DN型のAMPKを導入した破骨細胞において、延命も骨吸収も大きな変化はなかった。
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