研究課題/領域番号 |
23592259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
北野 敬明 大分大学, 医学部, 教授 (20211196)
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研究分担者 |
徳丸 治 大分大学, 医学部, 准教授 (40360151)
横井 功 大分大学, 医学部, 教授 (80150366)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | αリポ酸 / 脳保護 / フリーラジカル / 虚血再灌流負荷 / 核磁気共鳴法 / 電子スピン共鳴法 / ラジカルスカベンジャー / 高エネルギーリン酸 / 脳保護作用 / 高エネルギー燐酸 / スピントラップ / 脳虚血 / クレアチンリン酸 / ATP / 病態生理学 |
研究概要 |
αリポ酸の抗酸化作用、抗炎症作用は従来からよく知られていたが、その水への難溶性のため使用方法が限定されていた。本課題では,その欠点を克服するために開発された水溶性αリポ酸の脳保護効果について,リンを観測核とする核磁気共鳴法を用いて,エネルギー代謝の側面から検討した。水溶性αリポ酸の灌流液への添加により,脳虚血-再灌流負荷後のエネルギー代謝の回復が有意に良好であった。この脳保護効果の機序として,αリポ酸が種々のフリーラジカル種に対してラジカルスカベンジャーとして働いていることが電子スピン共鳴法により示された。
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