研究課題/領域番号 |
23592268
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
宮前 俊一 金沢医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30121263)
|
研究分担者 |
芝本 利重 金沢医科大学, 医学部, 教授 (90178921)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 肝虚血再灌流障害 / 脂肪肝 / 肥満 / 運動 / 摘出灌流肝 / 肝組織血流量 |
研究概要 |
肝外科手術や肝移植の際に肝血流の一時的な遮断後の再開時に肝細胞障害が生じるが(肝虚血再灌流障害)、脂肪肝ではその障害が強いことが知られている。本研究は脂肪肝の虚血再灌流障害に対する運動トレーニングの効果を検討した。脂肪肝を有する肥満のOLETFラットとその対照のLETOラットを用いて摘出灌流肝臓と麻酔下ラットで実験した。両実験とも、肥満ラットでは虚血再灌流による肝障害が対照ラットに比べて増悪した。一方、4週間のトレッドミルによる運動は肥満ラットの脂肪肝の発生を抑制するとともに虚血再灌流肝障害の増悪を抑制した。肥満に伴う脂肪肝における虚血再灌流障害には運動が有効であることが示唆された。
|