研究課題
基盤研究(C)
血中ブドウ糖濃度を連続測定できる光ファイバー内蔵血管内カテーテルの臨床応用を目標として以下の研究を行った。光ファイバーカテーテルの先端に装着するブドウ糖検出センサー素材の検索した。アントラセン-フェニルボロン酸化合物はブドウ糖存在下で370 nm の励起光にて430 nm にピークを持つ蛍光を発生させ,その蛍光強度は400mg/dlまでブドウ糖濃度依存性であった。連続測定12時間までは蛍光強度は初期値の90%程度を維持したが,その後蛍光強度は徐々に減衰することが観察された。アントラセン-フェニルボロン酸化合物は,ブドウ糖検出センサーとして利用可能であるが,経時的安定性の向上を必要とする。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件)
日本臨床麻酔学会誌
巻: 34 ページ: 860-866
130004892958
Journal of Anesthesia
巻: 28 ページ: 38-50