研究課題/領域番号 |
23592287
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
萩平 哲 大阪大学, 医学部附属病院, 講師 (90243229)
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研究分担者 |
中江 文 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授 (60379170)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 痛み / ワーキングメモリ / 注意 / 鎮静 / 実験的痛み / 注意課題 / 中央実行系 |
研究概要 |
慢性疼痛患者は認知機能が低いという報告がある。我々は認知課題の一つであるワーキングメモリ課題を用いて痛みの認知の研究を行い痛みの変化率と、ワーキングメモリ容量の関係を明らかにする研究を行った。課題負荷で主観的痛みは低下し(p<0.05)、その低下の割合はワーキングメモリ容量が大きいほど少なかった(r=0.584, p<0.001)。記憶課題成績に差を認めなかったが、コントロール課題成績では痛みと同様の傾向を呈した。これらより、脳内の情報処理には容量が存在する。ワーキングメモリの容量が多いということは、課題の処理と同時に痛みの評価も正確に行う事が出来るという状況が明らかになった。
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