研究課題/領域番号 |
23592296
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
外 須美夫 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60150447)
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研究分担者 |
鄭 忠和 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (10163891)
山浦 健 九州大学病院, 准教授 (70264041)
塩川 浩輝 九州大学, 医学研究院, 助教 (30572490)
大庭 由宇吾 九州大学病院, 助教 (30567368)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 慢性痛 / 和温療法 / 神経障害性疼痛 / 心理的アプローチ / 抑うつ / 不安 / 慢性疼痛 / 心理社会的因子 / 疼痛治療 / ペインクリニック / 漢方薬 / 複合性局所疼痛症候群 |
研究成果の概要 |
慢性の神経障害性疼痛患者に対して和温療法を実施した。観察期間は最大27ヶ月であった。疼痛スコアーは治療前後で有意差を認めず、和温療法単独による難治性慢性疼痛患者への有効性は否定的であった。和温療法のようなサポート治療は、一時的疼痛軽減には効果があっても、他の因子の影響が大きいため有意な疼痛軽減までは至らないと考えられた。そこで否定的な感情がどのように影響しているかについて検討したところ、抑うつスケールと不安スケールは、神経障害性疼痛患者の方が非神経障害性疼痛患者よりも有意に高かった。このことから、慢性痛患者への和温療法においても心理的アプローチを併用することで効果を上げられる可能性がある。
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