研究課題/領域番号 |
23592303
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
倉橋 清泰 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (50234539)
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研究分担者 |
矢澤 卓也 杏林大学, 医学部, 准教授 (50251054)
馬場 靖子 横浜市立大学, 市民総合医療センター, 講 師 (80453041)
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連携研究者 |
斎藤 泉 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70158913)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 急性肺傷害 / HIF-1 / 肺胞上皮細胞 / ARDS / TLR-4 / アポトーシス / FasL / 急性肺障害 / KGF / Fas / エンドトキシン / サイトカイン / 肺上皮細胞 |
研究概要 |
分離肺換気中の非換気側肺では炎症性メディエーターが増加し、一方非換気側にCPAPを付加するとこれらの変化を抑制したことから、非換気側のCPAPが胸部手術に伴う肺傷害の予防法になる可能性があると考えられた。この現象を普遍化し、急性呼吸窮迫症候群の如くの病態において無気肺を減らすような人工呼吸戦略を用いることは、動脈血酸素分圧を上げる目的に止まらず低酸素による肺の炎症を減らし肺傷害を軽減する可能性が示唆された。またHIF-1は低酸素によるTNF-alpha誘導性炎症の増強に対して抑制的に働いており、HIF-1を活性化することが肺傷害の新たな治療的アプローチとしての可能性を持つことが示唆された。
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