研究課題/領域番号 |
23592317
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 (2014) 公益財団法人がん研究会 (2011-2013) |
研究代表者 |
大島 勉 東京医科歯科大学, 医学部, 非常勤講師 (50223805)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 前頭前野 / セロトニン下行性抑制系 / 急性痛 / 癌性疼痛 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は運動性鎮痛のメカニズムを解明し、急性痛、延いては癌性疼痛への影響を検討し、これらの軽減の一手段としての運動療法の有効性を評価する上での視点・尺度として感情・意欲・創造を司るヒトの脳の前頭前野とセロトニン下行性抑制系の活動および両者の相互作用を検討することである。運動性鎮痛のモデルとして、運動はリズム運動である自転車漕ぎ、痛みは第2指への電気刺激を採用した。自転車漕ぎによる鎮痛の特徴として、発現は遅延性であり、運動終了後もその作用は持続する。その機序としては前頭前野およびセロトニン下行性抑制系の活性化が考えられる。癌性疼痛などの慢性痛への応用は今後の課題である。
|