研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は中心体複製異常(以下CA)の責任遺伝子を制御するmicroRNA導入治療により中心体複製異常およびパクリタキセル耐性を克服できるかを検討することである。Array-CGH法にてCA陽性例と陰性例の間でコピー数が有意に異なる遺伝子をピックアップし、同定された遺伝子の標的microRNAを検索し、hsa-miR-1225-5pおよびGBASがリストアップされた。同遺伝子をCA非発現培養細胞株(KK47)に強制発現させた株ではCAが有意に増加し、CA陽性株となった。現在、親株と樹立株の間で増殖、浸潤能、パクリタキセル感受性について検討中である。
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