研究課題/領域番号 |
23592343
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
川口 誠 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (50204699)
|
研究分担者 |
三浦 裕 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (90285198)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ATBF1 (ZFHX3) / 膀胱表在癌 / 核での局在 / 免疫組織科学 / Overall survival / ATBF1 / urothelial carcinoma / immunohistochemistry / malignant progression / 癌悪性度 / タンパク分断化 / 膀胱癌 / 免疫組織化学 / 神経発生 / 転写因子 |
研究成果の概要 |
ATBF1は404kDaの癌抑制因子である。我々はこの巨大タンパクの全体像を把握するため、NからC末端まで、7カ所に特異抗体を作製した。新潟労災病院泌尿器科の膀胱癌117症例(全死亡21例、膀胱癌特異的死亡6例)で、7種の抗ATBF1抗体を使った病理組織化学的診断および患者の10年間予後を検討した。その結果、7種類すべての抗ATBF1抗体で、核染色性を示さない群と、いずれかの抗ATBF1抗体で核染色性を示した群を比較すると、後者の全生存率が有意に高いことが示された。以上の結果から、ATBF1は膀胱癌の全生存率判定に有用なバイオマーカとして期待できる。
|