研究課題/領域番号 |
23592384
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
石田 英樹 東京女子医科大学, 医学部, 臨床教授 (60246543)
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研究分担者 |
田邉 一成 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80188359)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 腎移植 / 血液型不適合 / 抗体 / カイメリズム / 抗体拒絶反応 / 抗体関与 / 慢性拒絶反応 / 血管キメラ / 腎臓移植 / 長期生着 / 免疫寛容 / 血管キメリズム / 血液型抗原 / 抗体型拒絶反応 / キメラ |
研究成果の概要 |
移植臓器におけるカイメリズムはレシピエント由来の細胞がドナー臓器の血管壁等に混入する現象として定義される。この研究では①移植臓器におけるカイメリズム現象の割合、②カイメリズム現象を起こす移植臓器の生着状態、を調べることである。血液型不適合移植腎臓の病理標本を免疫染色した。血液型抗原を染色することによって調べた。全症例49例中12例に血管カイメリズムを認めた。12例中7例は激しい抗体関連型拒絶を起こしたものであった。カイメリズムを起こした移植臓器はおこしていない臓器に比較して移植腎機能が悪かった。以上より、移植臓器に認められるカイメリズムは激しい免疫反応の結果であることを示唆した。
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