研究課題/領域番号 |
23592409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
古川 直人 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (50347556)
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研究分担者 |
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40178330)
吉田 昭三 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (40347555)
成瀬 勝彦 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (70453165)
重富 洋志 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20433336)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 転写因子 / 細胞周期 / 酸化ストレス |
研究概要 |
卵巣明細胞腺癌でHNF-1betaが過剰発現している点から治療戦略を検討した。明細胞腺癌細胞にHNF-1beta遺伝子をアデノ随伴ウイルスベクターを用いて遺伝子導入した結果、HNF-1beta遺伝子導入によりG2期における細胞周期停止を確認した。ブレオマイシン添加によりDNA障害が起こるとATRが活性化され、その下流のChk1がリン酸化されたが、持続的にリン酸化され、細胞周期がG2停止したままになった。またHNF-1beta はClaspinの発現を制御していること、これによりChk1のリン酸化が持続することが判明した。以上のことが、明細胞腺癌の抗癌剤抵抗性の機序の一つであることが判明した。
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