研究課題/領域番号 |
23592413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
井上 治 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (10464976)
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研究分担者 |
浜谷 敏生 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (60265882)
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連携研究者 |
宮戸 健二 独立行政法人国立成育医療研究センター, 生殖・細胞医療研究部, 室長 (60324844)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | CD9 / 子宮内腔 / 子宮内膜 / 液性因子 / MMP / 不妊症 / 着床不全 / 炎症 / CD9 |
研究概要 |
本研究では、子宮腔内のCD9に注目し、CD9の子宮内膜における役割を明らかにすることを目的とした。 卵におけるCD9発現のみをレスキューしたトランスジェニックマウス(CD9-/-TG)では、分娩後の子宮内膜は上皮で覆われておらず、広範な癒着が認めた。子宮内腔液の液性因子を測定したところ、野生型マウスと比較しCD9-/-TGではVEGFが減少しており、CD9欠損はVEGF産生に障害を及ぼす可能性が考えられた。そこでCD9-/-TGの子宮腔にVEGFを投与すると、子宮内膜の再上皮化が観察され、CD9は子宮内膜上皮細胞からのVEGFの分泌に寄与し、子宮内膜修復過程に重要な役割を働いていると考えられた。
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