研究課題
基盤研究(C)
新しい卵巣組織凍結法であるガラス化法では、高濃度耐凍剤による組織暴露後の凍結の有効性や開放式凍結デバイスによる感染に関する安全性に対する検討が必要となっている。一方、卵巣組織移植の成否を評価する方法は皆無であり、移植卵巣組織片に流入する新たな血管の分布を明らかにすることは大変重要な情報となりうる。本研究では、高分子フィルム(グラファイトシート)を原料とした完全閉鎖型卵巣組織凍結デバイスを作成し、一方既存のRapid-iキットを用いた卵巣組織凍結の評価を行った。さらにラットの新鮮卵巣を用いて検討を行い、超音波画像診断によって血流の再流入を捕らえることに成功した。
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J Reprod Dev
巻: 59(5) ページ: 496-9
Journal of Reproduction and Development
巻: 59(5) ページ: 496-499
130003361046