研究課題/領域番号 |
23592443
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
森重 健一郎 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90283788)
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研究分担者 |
伊藤 直樹 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (30184675)
古井 辰郎 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00313883)
豊木 廣 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (40402169)
早崎 容 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (20566492)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 癌幹細胞 / 低酸素 / HIF / がん幹細胞 |
研究概要 |
癌組織内の低酸素環境には治療抵抗性の癌幹細胞が維持されている可能性がある。我々は卵巣癌細胞で低酸素環境下にHIF蛋白発現に伴って幹細胞因子・癌幹細胞マーカーが発現亢進していることを見出した。また卵巣癌の場合はHIF2αを介していることが示唆された。更にHIF阻害薬TX-402によってHIF2αの発現と癌幹細胞が抑制されることを見出した。 次いで卵巣癌細胞株によるスフェロイド(三次元低酸素モデル)を用いて、低酸素領域に幹細胞因子高発現細胞の出現を確認した。TX-402処理によりこの癌幹細胞が死滅した。よってHIF阻害薬は腫瘍組織内部の癌幹細胞を死滅させ、治療感受性を向上させる可能性が示された。
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