研究課題/領域番号 |
23592459
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
井箟 一彦 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (60303640)
|
研究分担者 |
馬淵 泰士 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (80382357)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
|
キーワード | 卵巣癌 / 腫瘍免疫 / 免疫寛容 / 腹膜播種 / マウスモデル / 酵素 / 卵巣がん / 免疫療法 |
研究概要 |
Indoleamine 2,3-dioxygenase (IDO)はトリプトファン代謝酵素であり免疫抑制作用を有する。本研究では卵巣癌進展におけるIDOの役割を解明する。マウス卵巣癌細胞株HM-1にIDO遺伝子を導入し、IDO過剰発現株 (HM-1-IDO)を確立し、HM-1-IDOおよびmockをマウスに腹腔内移植した。移植後day14における腹膜播種腫瘍重量、腹水量はHM-1-IDO移植マウスで有意に増加し、腫瘍内浸潤CD8+T-cell, NK cellの有意な減少を認め、腹水中TGF-betaの有意な上昇を認めた。IDOは微小環境内において免疫寛容誘導を介して卵巣癌の進展を促進する。
|