研究課題/領域番号 |
23592474
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
坂本 幸士 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50323548)
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研究分担者 |
柿木 章伸 東京大学, 医学部附属病院耳鼻咽喉科, 講師 (60243820)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 内耳有毛細胞 / 抗脂血症薬 / アポトーシス / プロブコール / 高脂血症薬 / 高脂血症治療薬 |
研究概要 |
胆汁酸の排泄促進作用をもつ抗脂血症治療薬プロブコールには抗炎症作用、抗酸化作用、神経保護作用を有することが知られている。本研究ではプロブコールのアミノグリコシド系抗生剤によって惹起される内耳有毛細胞死に対する抑制効果を検討した。蝸牛器官培養系で有毛細胞をゲンタマイシン0.3mMに暴露したところプロブコールには有毛細胞のアポトーシスを抑制し有毛細胞の生存率を上昇させる効果があることが判明した。その効果には至適濃度があり100μMのプロブコールが最も効果があった。本研究の結果からすでに臨床で使用されているプロブコールによって種々の蝸牛有毛細胞死を抑制できる可能性が示唆された。
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