研究課題
基盤研究(C)
非筋II型ミオシン(NMII)は、細胞の骨格を形作るアクチンと呼ばれる線維状の構造を収縮して細胞の形を制御する分子である。NMIIは筋細胞では複合体を形成し、アクチンと交互に配列してサルコメアと呼ばれる構造を形成し収縮力を発揮することが知られているが、上皮細胞において収縮力を発揮する仕組みは不明であった。本研究において、聴覚を受容する内耳の上皮組織では、NMIIは細胞頂側に存在する細胞間結合に沿って分布し、同部において筋細胞におけるサルコメア構造と類似した構造を形成し、収縮力を発揮することが示された。
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Curr Biol
巻: 23 ページ: 731-6
耳鼻咽喉科ニューロサイエンス
巻: 27 ページ: 19-21
Current Biology
巻: 23(8) 号: 8 ページ: 731-6
10.1016/j.cub.2013.03.039
耳鼻 咽喉科ニューロサイエンス
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/ent/research
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/ent/research.html#2